【スティーブストン】日本に縁ある漁師町で頂くシーフード&海沿い散歩
【スティーブストン】日本に縁ある漁師町で頂くシーフード&海沿い散歩
カナダプレイスからの眺めも好きですが、新鮮な海鮮を漁港でゲットするには、リッチモンドの「スティーブストン」がおすすめ!
日系移民と缶詰工場
もともとサーモンの缶詰産業で栄えたこの町には、国定史跡(National Historic Site)として「ジョージア湾缶詰工場(Gulf of Georgia Cannery)」がその姿を残しています。
和歌山県の宮大工の棟梁(工野 儀兵衛)を筆頭に、多くの同郷の働き手がスティーブストンを訪れ、缶詰工場での仕事に従事しました。
現在工場は閉鎖されていますが、現在は漁業博物館として、当時の様子を模型によって再現しています。
中にはギフトショップ、暖かい日は外にフードトラックも出ています〜♪
実は、戦前から日本人の移民の歴史があるスティーブストン。1953発足の柔道クラブや、1969年設立の武道場は、今もなお日系コミュニティと共に存続しています。
海王丸も来航!
昨年2017年は、カナダ建国150周年記念ということで、5月に日本から「海王丸」という大きな帆船が未来の航海士さん(実習生)達を乗せてスティーブストンを訪れ、イベントが開催されました!
「海の貴婦人」の異名を持つ船は、間近で見るほど迫力満点!!港前の広場では、たくさんの凧(たこ)あげをする人たち。空に浮かぶアートに感動!
5月なので、こどもの日の鯉のぼりがあちこちに飾ってありました♪
黄色い帽子をかぶった実習生の皆さんが、入港式で真剣に耳を傾けています。
Steveston Harbourでランチ休憩
スティーブストンのグルメスポットは、Steveston Harbourに集中しており、レストランやカフェ、新鮮なシーフードを手に入れる事が出来ます!
バンクーバー国際空港にも出来たPajo'sは大人気!
皆のお目当ては、フィッシュ&チップス!やや急なスロープを下りた所にあります。
下りると手前にメニューボードと受け取り口があり、右奥に進むとレジがあるのでそこでオーダーします♪
通常フィッシュ&チップスの魚は3種類から選べて、値段の安い順に以下の通りです。
①Cod(タラ)
↓
②Salmon(サーモン)
↓
③Halibut(オヒョウ)
(※カレイに生態がよく似た大型の白身の魚。)
せっかくなのでHalibutをオーダー。特製タルタルソースが付いてきます♪
サイドメニューにはハンバーガーやサラダも♪
クラムチャウダーもなめらかで美味でした。そしてタルタルがポテトにも合う〜!
包装がクレープみたいに三角の形で、テーブルの穴にすっぽり収まりました。
Fisherman's Wharfの活き活き海鮮マーケット
そう、ここに来た真の目的は、Fisherman's Wharf(漁師の波止場)で新鮮な今晩のおかずをゲットする事!
まだ4月なのに船が所狭しと並び、新鮮な魚介を求める地元の人たちで大盛況でした!
この日は甘えびが大漁だったようです!量り売りですが、結構適当(気持ち多め)に入れてくれました(笑)
Sea Urchin(ウニ)もご覧の通り!新鮮でトゲトゲが動いています。
終わりかけに行った時は小さいやつをおまけしてくれました〜!
基本的に年中無休だそうですが、念のため【公式サイト】でも本日の魚介のラインナップを確認してから行きましょう♪
※おすすめは金曜日のアフタヌーン、土・日の8am - 4:30pmで、より多くの漁師さんがマーケットにいるようです。
自分で調理して美味しさ二倍!
とれたての魚介をお持ち帰り〜!
ウニは殻を開けるのが少々大変で、その割に身が少なく感じるかもしれません。でも楽しい♪
せっかくなので丼に。一口頬ばるごとに笑みがこぼれます〜
そして、お店ではこんな量食べられないので、お得感がハンパない♪
甘エビもお刺身でいけました!みずみずしくて、味噌も濃厚ー!
頭の部分は、お味噌汁に入れるととってもいい出汁が出ます^^
シンプルに豆腐とねぎだけでも十分美味しいです。
まとめ
スティーブストンの良いところは、コンパクトで週末の散策に持ってこいな所かもしれません。
海沿いの風や景色は気分を穏やかに、新鮮なシーフードには心もお腹も満たされます♪^^
晴れた日には是非、海鮮マーケット!に足を運んでみましょう。